会長挨拶

はじめまして!令和の起源となりました、太宰府在住の柔道整復師、中村威です。
この業界に携わらせていただいて、24年目になります。 学生の頃よりスポーツが得意で、体育教員かスポーツトレーナーを目指していましたが、講義等で解剖学など、人体について学んだことがきっかけでスポーツの指導よりも医療や治療への興味が徐々に湧き、さらに身の周りで怪我をしていく者を目の当たりにすることによって『何とかして治してあげたい!』という治療への想いがより一層募りました。 誰もが思うことだと思いますが、元々、幼少の頃より、自分の大切な家族、とくに祖父や祖母をはじめ親戚、知人、友人達がどうしたらいつまでも元気で長生きしてもらえるだろうか?自分の力で何とかならないだろうか?と大げさですが、本気で不老不死はどうやったら実現できるか?と考えていました。
こうした経緯により、自ずと治療への勉強にのめり込む事となりました。

中村 威 会長 

あすなろゴッド協会 会長
1974年7月13日生まれ
1994年 スポーツインストラクター資格取得後
あらゆるジャンルのスポーツ指導に携わる
1995年 あすなろ整体開院 出張専門で訪問整体
プロゴルファーツアートレーナーとして帯同
2006年 あすなろ整骨院開院(広島)
2010年 あすなろ整骨院移転(福岡)
24年間で、のべ約20万人を治療、数々の同業者に施術指導。現在に至る。

~現在の治療法が確立するまで~

スポーツインストラクター養成専門学校卒業後、知人の紹介でカイロプラクターの先生の元でカイロプラクティックを学び始めました。
その後、あすなろ整体を開業し、出張専門の整体師として始動。
しかし、施術していく中で治療の難しさを思い知らされ、更なるレベルアップを目指してカイロプラクティックの中でも現在、主流となっているAK(アプライドキネシオロジー)の達人である先生の元で学びました。

その甲斐もあって、少しずつ治療の幅が広がっていき、自信が持てるようになった時に、ある若い夫婦が「先生の治療を受けたいが、実費治療代を払う余裕がない」と言われたことがきっかけで「少しでも多くの患者さんを診て差し上げたい」という気持ちが強くなり、健康保険が使える柔道整復師になる決意を固め、再度、専門学校へ入学しました。
しかし、在学中の勉強と整体の仕事の両立は想像以上に過酷であったために、無理がたたってしまい、首や腰を痛めたことがきっかけで、下半身に痺れと痛みを伴い、仕事は疎か、勉強もろくにこなせなくなってしまいました。
「なぜ自分は治療家なのにこんな想いをしないといけないのだろう‥」と悔しさと情けなさで卑屈になることもありました。
「このままでは人をお治しするどころか、自分自身がダメになってしまう」と思い、少しでも症状を改善して頂ける先生は居ないだろうか?と藁をも掴む思いで、全国のゴッドハンドとよばれる先生の元へ訪ねては、治療を受けるという日々が続きました。
症状はあまり改善されませんでしたが、世の中には様々な治療法があるのだと治療を受ける度に学んでいくことになりました。
そんな中、出逢わせて頂いたのが、カール・ルイス、有森裕子選手、北島康介選手などの治療で有名であった白石先生でした。
先生は気功を用いて鍼を巧みに操る治療法で、怪我を一回から数回の施術で完治させる。まさにゴッドハンドです。
実際に治療を受けることはもちろんのこと、その後、技術まで学ばせて頂くことになるのですが、そんな私に先生から「君は治療家。この苦しみを自らが体験し、患者さんの痛みや苦しみを知ったと思いなさい。そうすることで先が見えてくる」と有難い言葉を頂きました。
「治療とはただ身体を施すだけでなく、言葉や想いによって人は癒されるのだ」という事を知り、大切な事を学びました。
それでも私の症状は完全には改善されませんでしたが、徐々に希望がもてるようになりました。
そこから、気功治療をもっと知りたいと思い、全国に気功を広めている先生や気功と整体を掛け合わせた達人の先生の元で治療を受けつつ、伝授を受けているうちに、いつのまにか症状が完治していました。
こうして、たくさん苦しんだ事と引き換えに、今まで出逢わさせていただいたゴッドハンドの先生方の治療の真髄を得て、カイロプラクティックの理論と万能な気功、高度な手技を掛け合わせた現在の治療法が確立しました。
いま振り返ると、全てが導いて頂いたものだと、大変感謝し、誇りを持って日々励んでいます。